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ガラスとエポキシ樹脂で描く方法とは!?

ulyssesの作品といえば、砕いたガラスで描く美しい宇宙。
その工程を、今回動画にてアップしました!

工程自体は細かいことも行っており、トータル1時間ほど作業しておりますが、2分に満たない映像に凝縮しております。
なのでぜひ1度、ulyssesの作品がどうできているのか、見ていただけたら嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?

ulyssesが使用しているガラスは、とんぼ玉を作る際に使われている「アルカリシリケートガラス」になります。
エポキシ樹脂は、主剤と硬化剤を指定の比率で混ぜ合わせることで固まる樹脂になります。
この2つを使用して、このようなアートを描きます。

エポキシ樹脂を流し込み、ガラスを直感で入れ、樹脂と馴染ませるために竹串で混ぜたり。
細かいもやっています。

砕いたガラスの粒だけではなく、実は粉状になっているガラスも重要な役割を持っています。
粒だけでは隙間が空いてしまい、色で埋めることができなくなる部分が出てきます。
しかしこの粉があることで、隙間を埋めることができ、綺麗な宇宙を描くことができているのです。
必要不可欠なガラスの粉ですが、この粉は樹脂の上に撒いただけでは沈まず、表面に残ってしまうことが多いので、竹串で樹脂になじませ、表面を綺麗にしていく必要もあります。

ほんの少しのことですが、こういったこだわりを持って、制作に取り組んでいます。
作っているときにイメージはしているものの、硬化してみないと実際にどう色が出るか、透かしたときにどう見えるか分からないので、「硬化してからのお楽しみ!」という部分も、実は大きかったりするのです。

この作品はまだ作成途中ですが、制作工程はInstagramでもアップしているので、良かったらフォローをお願いします!
https://www.instagram.com/ulysses__m/

こちらの作品は来年の展覧会にて、皆様に直接ご覧いただける予定ですので、そちらの情報公開も楽しみにお待ちいただければと思います!